2013/11/30

師走前の独り言




体調不良で久々の完全KOだった昨日今日。
体が半分思うように動かない中
色々、思いが巡った。。。

自分ではそんなつもりではなかったが
手帳を開いたらけっこうアクセル全開ベタ踏み状態だった。
とにかく次から次へと
頭の中からやりたいことやアイデアがわんさか溢れて
あれもこれもちゃちゃちゃーってやっていたら
体がオーバーヒートした。
たぶん私なんかよりもっとことをこなしている人は多いと思うが
私にはやり過ぎだったようだ。
別に特にリミットがあるわけじゃないのだけど
でもきっとリミットをつけていたんだね
とにかく今すぐそれをやりたいと思ってしまう性分で
思ったその日が吉日!ってすぐアクションしてしまう。
昔はそれで良かったのかもしれないけど
もう歳なんだと思う。
ペースを落とさないとダメってことなんだって痛感。
今日、ある人に自分が言った言葉でもそれが思い起こされる。

「手は2つしかない」

どれもこれもなんて無理なんだなー。
でもどれもこれも魅力的で素晴らしいものなんだけど。
嫌々なことは1つもしてなくてもオーバーヒートはするんだね。

自分の誕生日に「丁寧に生きる」って決めた目標があったけど
まさにこれをちゃんと実行しなくちゃいけないのだと思った。
1つ1つ丁寧にやる。
じっくり、ゆっくり、過程を楽しむ。
ちょっと面倒になって思いつきで食べたごはんが
全然おいしくないのに気づき
あぁ、これじゃあだめなんだなーって思った。
情けなし。。。

ちょこちょこした文章書いたり写真整理したり
本読んだり保存食作ることも好き。
大きなプロジェクトみたいのに奔走するのも好き。
街に出てあっちこっちするのも好き。
サーフィンも旅行も好き。勉強もしたい。
やりたいことありすぎ。。。
優先事項つけないとね。

ってつけられないなぁ。。。。
明日より師走。
廊下は走ってはいけません。てね。
でもさ
ストレートに伸びる廊下は走りたくなるもんです。

偶然の発見グルメ情報


先日、たまたま連続で行った
おいしいごはん3店舗をご紹介したいと思います。
場所はばらばらです。
たまたま連続になっただけなので。

下田の観音温泉の近くになる
天然酵母のパン屋さん
「森のおくりもの」さんです



どれもこれもおいしいですが
オススメはオーガニックあんぱんです!

ご主人お手製の石釜!
金曜日〜日曜日だけの営業で
釜出しは1日1回13:30くらいから。
だから売り切れたらおしまいなのだそうです。
趣味で8年パンをつくり
その後、退職してパン屋さんスタートですって!

こちらは海老名のおそばやさん
「国分寺そば」さん。
お蕎麦最高においしいですが
天丼も最高!


そして鰻
「うなぎ桜家」さん。
江戸時代からある老舗で建物も味があり
もちろんお味も最高です。
大盛りはけっこう大盛りしてくれます。


静岡県三島市にはたくさん鰻やさんあるみたいなので
ご旅行の際にはぜひどこか入ってみるのがいいと思います!


体は心とも各部位ともしっかりつながっている


体はありとあらゆる部位が
本当はつながりあっていることを
感じるのは簡単ではない。
けれど確実に本当は繋がっている。
あなたがベットのシーツのはじをひっぱると
それにつられて他のはじもつられてぴーんと張り
そしてもっとひっぱると
その引っ張られた方へシーツはつられて集まってくる。
これと全く同じで体も実はそうなる。
けれどなんらかの原因でばらばらに体が動くことがある。
連動してないことが多いと言っていいかもしれない。
例えば前に歩くとき足が前に出る。
その足はどうやって前に出ているだろう?
ひざの状態は?
太ももが上がるだけ?
股関節が動くから?
腰を基点に動いているの?
お腹の筋肉を使って?
手は前後に動く?
その時に背中の筋肉ってどうなってる?
肩甲骨は?
首はどんなんだろう?
その上の頭って?。。。。
普段歩いている時、ここまで毎回意識はしていないと思う。
でも実はよーく観察すると
シーツと一緒で絶対に連動して動いているはず。
けれどなんらかの原因で動いていないことも多い。
重いモノを持っていたり、リュックを背負っていたり
ヒールを履いていた、疲れで筋肉が固くなっていたり
それにも気づけない人も多いかもしれない。
ぜひ歩いてもらいたい。
意識すれば必ず動くし、それが本当の姿だから。
そして足で歩いていたのが
体で歩くようになると前に進むのが本当に楽になる。

そして体と心も繋がっている。
何かどこか体の調子が悪いとき
ちょっとしたことが億劫になるときがないだろうか?
私は特に痛みを感じるとき
とてもしんどくなる。
痛さを感じる時ほど心との繋がりを痛感する。
もちろん体の状態がいいと心が軽やかになるのもよくわかる。
この感覚は個人差があるかもしれない。
でも鈍いほうがいいとは思わない。
でも神経質になる必要もない。
ただシグナルにはちゃんとこたえた方がいい。
何かを見直さなくてはならないきっかけだからね。

女性の厄年は数え年で32。
つまり今の私の年齢になるのだけれど
聞いた話によると体に大きな変化が現れるから
厄年なのだと聞いたことがある。
予告のように正月にノロウィルスかかったところから
今年は体調管理には十分気をつけようと思っていたが
やっぱり何度かダウンした。
そしてずいぶん自分の体が変化しているのにも気づいた。
体や心のこともずいぶん考えて思ってきたが
それでもやっぱり足りてないのだとダウンする度に反省。。。

いずれにしても
意識して歩くと変わるように
今、健康そのものの人はそれをキープすればいいし
慢性的に何か不調な人は本気で見直せばいいし
予兆を感じている人はすぐに対応すれば
ちゃんと変わるってことだ。
もちろんすぐには変わらない。
すぐに変わるのは薬の効能だけ。
それは根本的な解決に至ってない。

全て繋がっていることを感じてほしいのです。
それはいつまでもごまかせないのです。

2013/11/20

自然と電気から離れる暮らし


友人に
火と水と風の力を使って作った白湯はおいしいよ
と言われて
すんなりそう思えた自分がいた。
よく考えてみると
アーユルヴェーダの要素だった。
アーユルヴェーダでは
この3つのエネルギーを
風をヴァータ、火をピッタ、水をカファと呼び
この3つのバランスが保たれている状態を健康と位置づけている。
それぞれ体質によってかたよっている人も多く
また季節や時間帯、天気とかでも変わるらしい。
でもこの3つの要素が含まれてる白湯は
朝イチの一杯で体が始動するのがよくわかる。
冷えにも効果的で内臓の温度が1度上がるだけで
基礎代謝が10%くらい上がるらしい。

でもそれに近いエネルギーを感じたのが
お鍋で炊くごはんだ。
炊飯器ももともとは釜で炊くのを似せて
電気仕立てにしている。
だから高い炊飯器は本当に釜で炊いたような仕上がりになる。
けれどそこには火の要素が含まれていない。
我が家の炊飯器は並くらいのもので
毎朝お弁当を作るのに
前夜にタイマーセットしている。
起きたら炊けていて
後はおかずと朝ごはんの準備をすればいい。
実はこれでけっこう朝はいっぱいいっぱい。
がしかし
白湯の効能を体感しておきながら
主食のごはんに炊飯器を使うのはどうなのだろうと思い
朝、チャレンジしてみた。
もちろんガスコンロが1つ埋まることで
手ぎわ勝負のような朝仕立くになった。
でもごはんは炊飯器で炊くものと
比べものにならないくらい
おいしい味になったのだ!
エネルギーがとても満ちているのがわかる。
お昼のお弁当も
いつも食べ足りない感じがあったけど
同じ量なのにとても満たされた。
玄米を半分混ぜているのも全然気にならない。

なんと素晴らしいことなんだろう!

電子レンジは1年に5回くらい使うか使わないかで
うちにテレビはない。
白湯をやかんで作るので
ウォーターサーバーもただのサーバーに。
そして次に炊飯器とのお別れ。。。
電気をちょっとずつ使わない生活になってきた。
強制的に削減しているわけでなく
体にいいことだなって思うことをするだけで
自然と電気から離れられるのは本当に嬉しい。
もちろんまだまだ電気は必要不可欠だけれども
次はキャンドルナイトもチャレンジしてみようと思った。






2013/11/10

埼玉県小川町の霜里農場さんへ行ってきました


今日、埼玉県小川町にある
霜里農場という有機野菜を育てている農家さんへ行きました。
農場主の金子さんは40年前から有機農業を取り組んでおり
米や大豆を中心に様々な野菜を作っています。

彼は「工業に依存しすぎない農業」をモットーに
土や肥料、種、エネルギー(燃料)をほとんど自分のところで作るか
またその原材料は自然のもの
不要になった様々なものを使って農業を営んでいます。
循環型農業だとおっしゃっていました。


寺子屋みたいでよかったです


機械はほとんどバイオエネルギー用に
彼が改造しているようなことをおっしゃっていました。
自家用車の古いワーゲンもそうしているらしい!
古いワーゲンはボンネットの内部に余裕があり
手を加えやすいとのこでした。
農の匠は工の匠でもあらなければならない!と。

こちら金子さん
とんでもないオーラ出てました

土つくりのベース

一見、普通のビニールハウスですが
これにもとんでもないこだわりがぎっしりつまってます!

いろーんな種類の野菜があります
そしていろいろな作戦が盛り込まれて
育てられています

平飼いのにわとり
とても静かで温和な感じでした
ストレスがないとこうなるそうです

牛は重要な除草マシーンなんですって
かもちゃんも奥にいます

ガスも糞尿からつくれるそうです
バイオエネルギーを主にやっている人が
町に2人も引っ越してきたそうで
こういうことやってるとそういう人が集まるんだよねって
おっしゃる通り!!!



彼のすごい点はこれだけに留まりません。
村は集落は川などで繋がっているので
金子さんだけがいくら有機農業を営んだとしても
決してうまくいきません。
はじめは周りから変人扱いされいた有機農法も
金子さんが楽しそうに、そして収穫量もアップしていくのが
手にとるようにわかるようになってくると
徐々にその方法を学ばせてほしいと思う人が増えていきました。
さらに彼は集落の農家の集まりで
空中からの農薬散布をストップするよう求め
ついに2009年からは集落全部の農家が有機農業に転換しました。
現在、この素晴らしいモデルを学ぼうと
いろいろな人々が集まるようになりました。
もちろん小川町の美しさに惹かれる人も増えているそうです。
この美しさの秘訣も有機農業だとおっしゃっていました。

さらに有機農業でできた作物を使って
村おこし的な製品がいくつか誕生しました。
またその素晴らしいお米をある会社が買って
社員の給料の一部に当てるというおもしろい提携者もいるそうです。
これらはみな金子さんが行っていることではなく
それぞれに得意な分野の方々が
金子さんの作物を使って行っているビジネスです。
もし、儲けを考えるなら全部を1人で会社を立ち上げて行うことも可能です。
ですが周りのみんなも町も活性して豊かになってほしいという思いから
彼はどんどんわけあたえてくれる存在だと
近隣の農家の方がお話をしてくれました。
神様みたいだと!

そして、今は町の自然にも活動の範囲が広がっています。
それは里山づくりです。
本来の豊かな森や山にするため
植林の方法も改め、また植物や河川のありかたなど
様々な取り組みをされています。
これらに若い人々を巻き込みながら小川町に人を集め
またそれが活性つながっているとのことでした。

これらの一連のサポートしている団体があるのですが
代表の高橋さんは
「金子さんが農業だけに専念しているから本物であって
これをビジネスとしてやっていたらファッションになってしまいます。」
とおっしゃっていました。
でもサポートがなければ
こうして人やお金は集まらず、活性することはないので
彼女の存在もまた重要だと感じました。

生活工房「つばさ・游」

もしかしたら
こういう町が他にもあるかもしれませんが
ぜひ金子さんに会ってほしいと思います。
別に農家になれというわけでなく
彼の生き方、行っていることが
生きる上での重要なポイントを体現してくれているからなのです。
それを実際に感じてもらいたいのです。
私のつたない文章でどれくらい伝わっているかはわかりませんが
本当に素晴らしい人です!
有機の重要性、地域への愛、未来のこと
もう少し個々に噛み砕いてまた文章にするつもりですが
ぜひ、機会があれば金子さんに会いに行ってみてください。
私が参加したオープン農場も行っていますし
勉強会や援農、また住み込みで有機農法を学ぶことも可能です!

今、日本をはじめ
多くの自然環境の問題が発生してます。
そしてさらに体にも同じように問題が発生しつつあります。
食べるもの、吸う空気、ストレスなどなど挙げたらきりがないのですが
これらの現実は逃避することはできません。
受け止めてどうするかなのだと思います。
だからといって金子さんみたいに循環型農業をはじめるわけにはいきません。
ですがすぐにできることはまず1つあります。
それは今日買おうと思っているものを1日1つでもいいから
オーガニックなものを買ってオーガニックな生産をしている人を
ぜひ応援してほしいのです。

2013/11/03

制限をとっぱらえ!


知らず知らずのうちに
いらぬ制限をかけていることはある。
自分自身に対してや行っている事柄
体もそうだし心にもだ。
それは案外気づけない。
はたと指摘されて気づくことが大半。
だってそれは自分へのセーフティだからだ。
自分を守る為に引いたラインや閉めた扉が
実は新しいステージへの妨げになっている場合もある。
台風の前に厳重な戸締まりをするのは大事だけど
去った後もなお、そうである必要はない。
台風一過は気持ちよいからむしろ扉を開け放つべきだ。
それは自らが確認をしなければわからない。
もし木戸で外が見えないのなら
音を確認しなくてはいけないかもしれないし
そーっと扉を開けてみなくてはならないかもしれない。

それと同じで制限はいつか解き放つものだ。
永遠ではない。

おもしろいもので体と心は本当に連動している。
だから体が固い時は
何か自分で制限制約をかけているシグナルかもしれない。
屈伸が固いとかとはちょっと違うのだけど
いつもの動きがしにくいとか、触ると固いとか
固くなって痛いとかなどなどだ。
あ、私あの制限かけてるからだ!って
すぐにわかればそれにこしたことはないが
きっとおそらくわからないと思う。
ならば体をほぐす方がわかりやすいし簡単だ。
ストレッチでもいい、ヨガでもいい、温泉でもいい
運動でもいい、マッサージ受けてもいい
とにかくその固い部分をほぐしてみる。
するとなんとなく制限制約が見えてくる。
ダイレクトに文字が出てくるわけじゃないけど
情報が入って来たり、ある出来事に遭遇するようになる。
正確にいうと気づくようになる感じ。
そうすると急に誰かが背中を押してくれるように前に進み出す。
自分も時間も事柄も!

もちろんそんなことをしなくても
自分が自分にかけてる制限がわかる時もある。
私には向いてないかも
私にはできないかも
私はこの身の丈のままで十分
私にはもったいない
こんなこと思ったことないだろうか?
確かにこれをとっぱらうのは難しいこともある。
でもこの言葉が完全に次のステージへ行かせてくれない
壁になってしまっているのだ。
もし次に進みたいと思っているのなら
これを横に置いて、まずはとことん楽しむことだ思う。
そして感謝することだ。
これが難しいのなら上記に書いた体にフォーカスしてみればいい。

これから少しずつ寒くなり
心も体も固くなり制限がかかりやすくなるかもしれないけど
ぜひ自分の柔軟剤をみつけておくと
冬だってパワフルに動けるに違いない!