全10回の鍼による花粉症治療が終わりました。
この後も続けることは可能ですがひとまず総評。
まず薬は一度も飲まずに今日まで来ました。
ここ20年で初めての出来事です!
どうしようもなく辛い日は2日くらいありましたが
基本的には1日のうちで症状が出たり治まったりを
日々繰り返す感じです。
マスクはしていると楽なので
移動中や症状が暴走する前につけるようしてました。
この楽というのは
花粉が体内に入らないのはもちろんのこと
頭の熱が一定に保たれる効果があるので良いという情報もあります。
スギ花粉へのアレルギー反応はなくなることはありません。
しかし花粉症治療は
花粉に反応しない体を作るということ
と学びました。
なので体の熱のこと、ポイントで体を温めること
免疫力を高めること、ストレスや疲れのこと
常に自分の体を観察するクセもついたと思います。
先に暴走した日があったといいましたが
確かにその前くらいは疲れが溜まっていたり
3食食べるものがよくなかったような気がします。
また頭の熱を逃がす重要なルート、首や肩が凝ってくる
イコール疲れが溜まってくると症状が出てきました。
花粉症は8割は鍼治療で治まりますが
あとの2割は生活習慣の改善にあると言われていたのですが
こう振り返ってみるとその通りだと思います。
いくら鍼で体の熱をうまく誘導できたとしても
免疫力が低下していたり
ストレスや疲れを溜めて首や肩がガチガチになっては
花粉に反応する一方です。
アクセル踏んでブレーキ踏んでるのと同じですよね。
また冬から春への季節の変わり目は
体のデトックスが促進されるそうです。
私のヨガの先生は5月が肝臓の月とおっしゃっていて
5月に向けて肝臓が活動的になりデトックスが加速するそうです。
デトックスは様々な症状を体に引き起こすのですが
その1つに花粉症があるとっていいのかなと思いました。
20年以上ずっと
杉の植林と都会の自然のなさと親の体質遺伝のせいで
一生付き合う辛いアレルギーだと思っていましたが
鍼治療を通じて色々考えてみると
1つの体のシグナルなんだと気づきました。
花粉に反応するということは
①体の熱バランスが崩れている
②免疫力低下
③疲れやストレスが溜まっている。
④体に毒素が溜まっている。
この4つの警告を花粉症という症状で知らせてくれていたのです。
3月から4月は気温をはじめ何かと色々変化が大きい時期なので
体への負担は大きいものと思われます。
薬のせいもあったかもしれませんが
とにかくこの時期は眠くなります。
今期はそうならないはずですが
薬を飲んでいないのに眠気を感じるということは
この変化に対し常に休めのシグナルを出しているのではないでしょうか?
注意を促してくれているのですね。
気づくのにずいぶん時間をようしてしまいました。
ここ最近はいろいろ体に気を使ってきましたが
まだまだ足りませんでした。
もう一度改めて生活習慣の改善が必要ですね。
症状というシグナルがあるだけまだマシなのかもしれません。
突然やってくる病やもっと深刻な不調もあります。
花粉症さん、ありがとう。
でもってずいぶん長い間、体ちゃんごめんなさい。
ちなみにカポスさんでは
10回の治療で症状が治まる方が多いそうです。
私は珍しい相当重度な花粉症のようで。。。
ならば研究材料になってもらえればいいな。