2014/02/11

もしも我が人生に監督がいたら


もし私の人生を監督してくれる存在がいるとするならば
今の私は
ベンチで監督に胸ぐら掴まれてつま先立ちをしている状態。
監督は半分泣きながら
でも怒りに満ち溢れてこう怒鳴ってる。

「私にこんなことさせて
しかも私をこんな状態にさせないと
あなたには大事なものがわからないの?
何度も言っている間にどうして気づかないの?
私はこんなことしたくない!」

すごい申し訳ない思いに何も言い返せない。。。
だってその通りなんですもの。。。

大事なものや重要なことが
本当に見抜けなくなりつつある。
本物を探し出すのも大変
瞬時に大事な方を選ぶのも大変
そして
とにかく余計なものが本当に多い!
ああ
なんでこんなにいろんなものが増えてしまったのだろう!
私の選ぶ力をもっと研ぎ澄まさなければならないの?
あらゆる知識をもって鋭く判断しろと?

でもそうしていろんなことを先延ばしをしていたら
隣に座っていた監督がふいに私の胸ぐらを掴んだのだ。
そうなる前に私がすべきことはわかっていたけど
いつまでもやらなかった。
監督はわかっているのにやらない私を知っていて
だから憤慨した。
それも私はわかっている。
だから何も言い返せない。

全ては
こうなる前にすべきなんだと思う。

でも必要なことが必要な分だけ起きるのも事実。

ここには本当は余計なものはない。

でも余計なものがあることに嫌気がさしている。

いや
嫌気にさせるためにある余計なものだとしたら?

監督は自己嫌悪になって
またベンチに座った。
そしてこう一言つぶやいた。

「悔しいよ。」

私も悔しい。

さて
あなたの監督は
今のあなたを見て何て言うかな?