2014/09/18

お金のこと


人生どこかのタイミングで必ずといっていいほど
ぶちあたる「お金」のこと。
私もこれには数えきれないほどぶちあたってきました。
これに関しては個人個人の差があり
それを問題にするかどうかにタイミングもあるかと思います。
でも必ずと言っていいほど
スピリチュアルな世界の本はこのことを
いろんな表現をして指し示してくれています。
でもあまりにも現実的なこと過ぎて
正直なところがつんとピンときたことはないです。
いろいろなセッション受けて「お金」の囚われから
一刻も早く解き放たれたい何度も願ってきました。
「お金」が手に入れば囚われから
解き放たれるものでもないな、とはわかっています。
ですがここ1ヶ月くらいはある出来事をきっかけに
「お金」のことを心底考えました。

他人がある視点からみれば
困っていないでしょう?と見るかもしません。
でもそれは個人個人、感覚や考えが違うので
当の本人にしてみれば死活問題でもあるわけです。
だからこそ本人がその囚われから解き放たれない限り
一生、その檻の中で生活することになります。
これが本当に難しい。。。。。(私だけ?)

また隣の芝生が青く見えやすいのも、これ。
気にすることないのにやっぱり周りを見渡してしまいます。
その度に、ああって思ってしまう自分にもまた情けなく思うものです。
「お金」のことなんか気にせず生きれたらどんなに幸せだろう!ってね。

でもここ1ヶ月くらい心底考えて見えたものがありました。
今でもこんなことなければハワイくらい行けたのに!って思うのですが
引いて自分の人生を考えた時
この出来事がなかったら
思考を改めることはなかったなとも思います。
ですから大きな学費だったのかもしれませんね。

この期間に大きな気づきが3つありました。

まずはものかきもした「彩り」の話です。
あれにははっとさせられました。
エックベネディクトを食べたくて
どこかの素敵なレストランに行こうと思っていたけれど
自分の家でなんてことない工夫で朝ご飯が素敵なものに変わりました。
別にエッグベネディクトを食べに行く
お金が本当にないわけではなく
そこにお金を支払う気持ちになれなかった
というのが詳しい気持ちです。
そんな余裕はない、とも表現できますでしょうか。

そこで次に出会ったのが、ある本の文章でした。
以下、抜粋させて頂きます。

「あなたが与えるものが、得るものになる」
という法則を覚えていますか?
これはお金にも言えることです。
あなたがお金をこの世界に与える
つまり、あなたがお金を動かせば動かすほど
豊かさが戻ってくるのです。
もちろんお金では計算できない体験も豊かさのひとつです。
本当の豊かさとは
お金をためこむことではなく
ワクワクしながらお金を動かすことで得られる体験のことを意味します。

本田健 監修
バシャールのワクワクの使い方 実践編より

今までも無駄使いはしてこなかったつもりですが
この文書を読んだ時
使う、でなく動かす、か!とはっとしました。
どうしてもこのご時世
何かあった時の為に貯めておくことは大事だと思います。
でもエネルギーや水は貯めておくことより
巡らす、動かしておくことが重要だとわかっていました。
それをお金に当てはめればなんてことなかったのです!
別に株とか投資するとかでなく
限界ぎりぎりに節約して溜め込むことに意識を向けるよりか
エネルギーを届けたい先に
お金を動かす、巡らせることは大事だなと痛感しました。
そうしたら、あの人からモノを買いたいとか
この人と勉強したいとか
そういうことにお金を動かすことに意識がより向くようになりました。

そして最後が
心底悩んでいましたが
ある日、それがぶっとんだタイミングがありました。
それはいつかというと
体がなんともいえぬ無気力状態になった朝でした。
久しぶりに起きた瞬間から調子が悪く
何も食べたくない、何もしたくないが体中を巡ってました。
特に前日に何か疲れるようなこともしていないし
さしあたって心当たりがなく
なんなんだーとソファで座り込んで一歩も動けなかったのです。
お腹空いてるのに何も食べたくないってどういうこと?
こうなってしまうともうお金どうこうじゃなくなってきます。
だって、何もしたくないし何もしてほしくないのですから!
何もしたくない、と思うことがほとんどない私にとって
この無気力ほど恐ろしいものはないと思いました。
今まではお金がないことが一番恐ろしいと思っていたからです。
こんな心と体になるくらいなら
とことんやりたいと思うエネルギッシュな自分でありたいと思いました。
あれやりたい!でもお金ない!じゃあどうする?こうしよう!
この原動力がなくては砂をかじっているのと同じです。
だからお金がまずあることよりも
このエネルギーが一番大事に思えました。

これらの出来事は本に出てくるようなあれこれを
実体験させてもらったようです。
心底悩んだかいがありました。

そしてさらにおもしろいことに
このことをまとめようと文章にしている途中でも
とどめをさすような出来事がありました。
先日、ダムネーションという映画の試写会に参加しました。
概要はアメリカのダム撤去の様々な側面をまとめた映画で
ダムといったらご存知の通り水を貯めるてるものですが
その他に治水効果、水力発電、などがあります。
はじめは何気なく、その映画を観ていました。
しかし、観ているうちにだんだん何かに似ているような気がしてきました。
川の流れを遮り、水をコントロールしようとしてる。。。
水を貯めこみ、水が淀み、流れない川。。。
その周りの環境が破壊され、川の生態系が崩れる。。。
ああ、これは私が考えていた「お金」のことと同じじゃないですか!

何かを貯めたい、持っておきたい、確保しておきたい
コントロールしたい、不変であってこのままがいい
これって実は自然の摂理には反しているんですよね。
どんどん変わって、変化していくことが本来の自然の姿なんですよね。
だから「お金」という存在もそうであることが
キーになるのではないかと気づきました。
もちろん先に述べた通り、水もエネルギーもです。
私たちの体も3週間で全ての細胞が新しく入れ替わっていると言われています。
一見、変わっていないようですが
全く違う細胞の集まりになっているのです。
これと同じように自分の財布の中や貯蓄が
新しいお金にどんどん循環されていくように
お金を動かしたら何かが変わるのかもしれません。
もちろん無駄に使うのではありません。
動かすのです!

大きな確信(核心?)を得た、この一件。
自分にこれから何が起きるか楽しみです。