2015/09/04

もう悲劇のヒロインにはならない!




先日、知人の車の乗っているとき
こんなことを言ってました。

「悲劇のヒロインになっていたら解決しない」

本当にその通りなんです。
そして
このヒロインにはいとも簡単になれてしまうのです。
身に覚えないですか?

私はこんなにがんばっているのに
誰も何もやってくれない。
仕事、育児、家事、介護などなど。。。

育った環境が◯◯だからしょうがない。

お金がないから何もできないしどこにも行けない。

どうしてわたしばかり怒られるの!

恋人にふられ、車に泥水をかけられ、家の鍵を無くした私は不運だわ!

周りはどんどん出世するけど、自分はずっとこのまま。。。

どうしてこんな出来の悪い◯◯と自分は一緒にいるのだろう。。。

などなど
挙げたらきりのない
悲劇のヒロインストーリー。
あなたは無意識のうちにこしらえていませんか?

私もあります。
口には出さずとも
頭の中でどんどん悲劇のヒロインストーリーが
出来上がっていくのです。

そして
最後に
私はかわいそう!ってレッテル貼った瞬間
自分のことを棚上げして問題放棄をしたようなもんです。
もちろん解決には至りません。
本当のハッピーな人生はどんどん遠のきます。

そしてまた言うのです。
こんなはずじゃなかったって。

だから
その前に、脱するのです。
その悲劇のヒロイン役から!
誰もあなたにその役を演じてほしいとは言っていません。
勝手に自分自らその役を演じ始めたのです。
その役を演じ始めれば
周りがここぞとばかりに
あなたのヒロイン役が引き立つように
次々とああっ!って思うことが起きます。
だから悲劇のヒロインの坩堝にはまります。
そうやって自分を慰めるのです。

ああ、なんということでしょう。

私は
そんな、人生まっぴらです!
だから自分に言います。
悲劇のヒロインになりそうな
スポットライトが私にあたりそうな瞬間

「私は悲劇のヒロインになりません!」

と心の中で叫びます。

私が今、していること
どんなに眠くても、疲れていても
あっちの方が見えないくらいやることがあっても
誰も何もやってくれなかったとしても
これが今すべき私のことや状況で
この状況が嫌なのなら
私が何か行動を起こして変えなければならないんだと
しっかり受け止めることにしています。

悲劇のヒロインではないのです!

そうすると
本当に助けてくれる人が現れます。
本当に助けてもらえるような出来事が起こります。

これが不思議ですね。

でも
これが宇宙のシステムなんですね。

体験しないと理解できないかもしれないので
ぜひ
何度も私はこの言葉を使いますが
騙されたと思って

「私は悲劇のヒロインにはなりません!」

ってシャウトしてみてください。

悲劇のヒロインは同情してくれる人がたくさん集まるから
一見、幸せに見えるんです。
けれど
同じ悩みを持つ者同士が
ずーっと同情し合っていたら解決しないこともあります。

だったら
悲劇のヒロイン役をやめて
自分よりちょっと上にいる人にひっぱり上げてもらうほうが
私はいいと思います。
しかも
そのちょっと上にいる人は
悲劇のヒロイン役を熱演したいと思っている人には
手をさしのべません。

さぁ
もうその悲劇のヒロイン役
やめにしませんか?