2020/01/20

改めて男性性と女性性について



前回の記事で
女性性の話を出しましたが
ここで今一度、女性性と男性性について
私の考えをまとめていこうと思います。


男性にも女性にもそれぞれ
男性性と女性性を持ち合わせており
それぞれ皆、個々の割合で保持しています。
自分は男性だと思っている方は男性性の方が高く
自分は女性だと思っている方は女性性の方が高いのではないでしょうか?
体を持ってこの世界に存在しているので
生殖機能からの影響は避けられないのですが
持っている割合が高くても
それが人生で上手く発揮されているかどうかは別で
活かしきれていない生き方の方も多くいるのではないでしょうか。


どこへ行っても大体
女性性の開花、解放、重要性を聞くようになりました。
アナ雪2もこの1つ。
これは女性がリードすべき!という単純なものではなく
各々が持っている女性性を優位にして
行動をとる必要がこれからの未来に必要だということです。


では一体、男性性、女性性とは?
女性性はキーワードでいうと
受容、受け入れる、分かち合う、共存、応援する、再生、生み出す、穏やかさ、繊細
などのポジティブなことや
溜め込む、秘める、我慢する、滞る
などのネガティブなこともあります。
男性性はキーワードでいうと
戦う、挑む、行動力、パワフル、スピーディー、プレゼン力、理論的
などのポジティブなことや
争う、支配する、破壊、暴力的
などのネガティブなこともあります。
全ては表裏一体、陰と陽なので
どちらが良い悪いとかではありません。


社会はまだまだ男性性が強めで成り立っているのは一目瞭然です。
つまり、戦争と破壊と支配で世界が成り立ってしまっています。
アナ雪2の映画を見た方はわかる通り
アレンデールはノーサルドラを支配しようとします。
あれは男性性の象徴で
今の世界情勢を見ても、これが当たり前です。
常に支配しようと争いが絶えません。
これは国同士という大きな規模から
会社内という小さな枠の中
もっと小さい枠でいうなら家庭でも起きていることです。
よく夫が妻を様々な形で制圧しようとしているのはわかりますか?
上司が部下を配下に置こうと必死な人いますよね?
ちょっとでも上であろうと
うるせえなぁって言ったり、大きな音や声出す人いますよね。
暴力までいく人もいますので社会問題にもなっています。


ではなぜ支配したいのでしょう?
なぜ制圧しなくてはと思うのでしょう?


アナ雪2ではわかりやすくそれを伝えていました。
ノーサルドラがいつ魔法を使って裏切るかわからないから、と。
つまり
自分の立場が危うくなる可能性があることは
全てそうなる前に消しておきたいと思うからです。
だから、その前に制圧し支配しておく必要が出てきます。
女性性が少ない、機能できていない人は
受け取る力も少なく、貯めておくことができないので
常に枯渇、不足の感覚があるのかもしれません。
そうすると
いつなくなってしまうのか
いつ奪われるかと不安がついてまといます。
この不安を払拭するためにも
資源確保のためや裏切られる前に支配し従わせておく必要が出てきます。
テレビに出てくる人以外にも
自分の周りにそういう人、結構いますよね。


女性性も強くなりすぎると
エルサのようになってしまいます。
我慢、我慢、我慢と秘める、秘める、秘めるが積み重なり
問題が違う形で現象とし現れ
周りに大迷惑をかけるパターンです。
そうなる前にできることがいっぱいあったのに
男性性が少ない、機能できていない人は
行動力がないので抱え込む一方です。
さらに受け入れる力が強いので
まだ大丈夫、どこまでも抱え込めると過信してしまいます。
忍耐も大切ですが、いつか行動は必要になってきます。


この特性バランスからみても
明らかに男性性が世界を制し
女性性が我慢するという悪い流れが
できやすいのはご理解頂けるかと思います。


さて
この昨今の現状は様々な問題に直面しておりますが
これらを解決させていくには
一体どうしたらいいでしょうか、という時に
女性性の解放
というキーワードが上がってきたのではないでしょうか?
つまり
女性性のポジティブ面が有効になるのではと思うのです。
わかりやすいのが
天災は女性性、戦争は男性性
と表現されます。
どちらも破壊が必ず関わってくるのですが
決定的な違いはその後、「再生」されるかどうかです。
天災は再生するために起きると言われますが
戦争は再生のためには行っておりません。
もちろん
建前でそう表現するかもしれませんが
確実に自分を守るための支配目的です。
女性性にはそもそも破壊のエネルギーはありませんが
女性性を持って破壊することで必ず再生に繋がります。
アナは上手に他者の長所を利用してダムを壊しました。
そう
破壊という男性性と再生という女性性の融合です。


女性性が強い男性は女々しくなるわけではありません。
クリストフは男らしくアナもエルサもサポートしていました。
一瞬、後を追うしかない自分に落ち込んでいましたが
それが功を奏しているのは
今の男性が目指すべきエネルギーの象徴です。
そういえば
アシタカは女性性が強い、パワフルな男だったことを思い出しました。
共存をしきりに訴え
自ら動き、多くの女性を助けていました。
男性の中に女性性が目覚めるとスピード感持ってことが進みます。


女性性の解放は
男性であるあなたには
女性をサポートをする力の目覚め
女性であるあなたには
我慢ではなく
再生というエネルギーとしての目覚めを
意味しているのではないでしょうか?


こんなことにもフォーカスした波動の中で
ぜひ伊豆でのリトリートイベントでは女性性を解放していきましょう!
リトリート詳細はこちらを
https://makananiaya.wixsite.com/oneeighttimeretreat


そして2/16は吉祥寺にて
ミライボックスにお好きな金額を入れて受けて頂く
エネルギートリートメントを致します。
45分セッション要予約となりますので
ご連絡お待ちしております。
詳細はこちらをhttps://kino-simplelife.blogspot.com/2020/01/blog-post_16.html