2019/04/17

自立性と協調性






嗅覚反応分析で使う上記のカウンセリングシートに
左右に協調と自立という言葉があります。
カウンセリングで
その人の状態が今
協調にあるのか自立にあるのかがわかってしまうのだが
ここである方から質問を頂きました。

「何かを自分で成し遂げる為には
どちらかというと自立よりにいた方がいいですか?」

というものでした。
会社を立ち上げたり、起業したり
確かに新しいことを始めるのには
自立していた方が
行動力がありそうで良さそうですよね。
ですが
チームで何かするとなると
やはり協調性もないと難しいと思われます。
自立は自分の意見をはっきり言え
1人で色々することができる状態ではありますが
偏りすぎると協調がなくなり
周りの話を聞けなくなります。
聞こうとしなくなると言ってもいいかもしれません。


この
聞かない状態、というのは
実は反対に
伝わらない状態、でもあると思うのです。
確かに
自分の意見ははっきり言える状態であっても
周りにそれがちゃんと伝わって
理解納得してもらっているかは別ですよね。
もし
意見を実際に発言する状況があった場合
彼らに聞いてもらい
理解納得してもらわねばならない状況ということです。
ここに協調がないと
その意見が通ることはないかもしれません。
あったとしても押し通す的な。。。


ヒーリングクラスの際に
チャクラの話でもよくするのですが
言葉を発することを司るのは第五チャクラ
喉にあるチャクラです。
自分の思っていることが言えない
うまく喋ることができない人は
ここのチャクラがうまく機能してないと言われますが
同時に
人の話を聞いていない
聞こえても理解できない、しようとしていない
と言う見方もできるのが第五チャクラです。


コミニュケーションは
言う、聞く
だけでなく
伝える、理解納得する
というレベルまで双方がないと成立しません。
つまり
何か新しいことを始めるとしても
1人だけで全てが成り立っていないので
当然、誰かに話をすることになります。
ですから
自立に寄り過ぎるのもまたバランスが悪い状態です。
もちろん
協調に寄り過ぎると
そもそも自分の意見がなくなっていくので
それもまたそれでバランスは悪いです。


これは1つの見方なので
その方の状況次第では少し話は変わってきますが
何れにせよ
協調も自立も兼ね備え
状況と立場に応じて転換できる
バランス感がある心と体の状態
(実際にできるかは別)
いいのかなーと思います。


嗅覚で
こんなことわかるっておもしろいですよね。