2020/11/06

伝えないと前には進まない

 



何気ない一言が

相手に良くも悪くも衝撃を与えるもので

歴史が動くのは常に言葉なのかもしれません。

もちろん

スピリチュアルにエネルギーで突き動かされることもあります。

こっちの衝撃はもうあらがうことはできません。

即決の決定打になります。



しかし

後者の経験は稀で

ほとんどが前者になるかと思われます。

コミニュケーションのパワーは凄まじいものです。

結局のところ

話す、自分の意見を述べる、尋ねることをしない限り

実はわからないことだらけです。

わからなくていいことももちろんあります。

明白にしなくていいこともあるかもしれません。



ですがやっぱり最後は

明らかにしないと前へ進むことはできません。



ここ最近

私は本当に何気ない一言で救われた経験をしました。

今までつっかえていたことが取れた

本当に感動の瞬間でした。

それを体現し続けてくれた人が近くにいました。

いつも見ていて

それが良いということまではわかっていたのですが

最終的に自分のものにできたのは

その何気ない一言でした。

そのフレーズを聞き逃さなくて本当に良かったと思っています。

さらに

体現してくれていた人の存在も大きい。

本当にありがとう。



スイッチを入れる言葉

不思議なもので入れようと思って放つ言葉より

何気ない言葉の方がスイッチが入りやすい。

プロポーズの感動は違い

本当に宇宙からのプレゼントのような言葉。

私はわりと

良くも悪くもスイッチを入れるワードを放っているようです。

なので喜んでくれる人もいれば

私をそれで嫌う人もいます。

最終的に嫌ったことを謝ってくる人もいます笑

言った私は覚えていないことがほとんどなので泣

今でもあの一言が嬉しかったと言われることもあり

そういう役目なのかなーと思ってます。



だから

逆に受け取った時の感動は尋常ではなく

後からじわじわ来て

嬉しくてたまらないものです。



伝えたいことがうまく伝えられなくても

伝えたいことが思ったように伝わらなくても

それでも

伝えなければならないのがこの世界。

これが時に切なく苦しくどうしようもない時でも

前に進むためには伝えることが必要なのです。

汚い言葉でも酷い言い回しでも

伝えなきゃいけないことがあるんです。

上手だったらうまくいくとも限らないし

たった一言、それを言うだけでうまくいくこともある。

どうしよう、どうしようってしちゃうけど

でも

伝えなきゃ始まらない。

そんなことを改めて気づかされました。



伝え方とか、言い方とか、タイミングとか

そりゃ最高なものを準備提供できれば

相手にスーッと伝わっていいかもしれません。

けれど

そんなことできなくても伝えようと決めた人に対しては

敬意を持つべきだと私は思います。

伝え方とか、言い方とか、タイミングが少し悪いと

そこにばかり意識がいき

それに怒りや悲しみを感じる人もいます。

でもそれは見た目重視なのと変わりないと思うのです。

綺麗で優しい言葉を並べることに注力すべきなのでしょうか?

その見た目をじっと見ることが大事なのでしょうか?

それよりも

一体、本当に何を伝えようとしているのか

傾聴し、観察すべきではないでしょうか?



どんなに酷く雑であろうとも

聞き手は伝えようとする者の姿に敬意を表すべきです。

伝えると言うことは

それだけのエネルギーと決意が必要なのですから。